顕微鏡的多発血管炎③

 

いくら頭の中で腎臓式がクリアになったからといって、

腎臓がどれほど重要なお役目を

果たしてくださっているのかを

露ほども分かっていなかったこの時の私は

後日、会社に午前休をいただき

半日もお仕事をサボれるという幸福感に包まれながら

紹介していただいた町の腎臓専門病院に行きました(^^;

 

問診票と尿・血液の提出を終え

通された診察室には

おそらく40代であろうと思われる

とても優しそうな女の先生が座っておられました。

優しそうというだけですっかり警戒心を無くしていた私に

届いた先生のお言葉は

優しくありませんでした(笑)

 

先「しばらく会社は休めますか?」

 

私「えっΣ(゚Д゚)

  休みですか?

  すぐには無理かもしれませんが

  少しお時間をいただければ大丈夫かと思いますが…」

 

先「一度、大きな病院で腎臓の詳しい検査を

  してもらった方がいいかもしれません。

  腎生検、と言って腎臓に直接針を刺して

  腎臓の組織を一部採取して行う検査なのですが

  これが一週間ほど入院しないとできない検査なんです」

 

入院?(-_-;)

 

内臓に針を刺す?(-_-;)(-_-;)

 

一週間も休む?(-_-;)(-_-;)(-_-;)

(さっきまで午前休であんなに喜んでいた人がいたような笑)

 

先「うちにもう一人すごく良い先生がいらっしゃるので、

  一度その先生にも看ていただいてから今後の動きを

  決めましょうか!また月曜日来れますか?」

 

私の中で一気に天使から恐ろしいデビルと化したデビル先生のこの救い(^^;?の一言で、この日は紹介状をもらうでもなく解放された私は、そそくさと病院から逃げ帰ったのでした。

…これがマズかった(-_-;)

 

 

続く